米国メンフィス大学心理学教授、現在、ビリーブメント(死別喪失)の世界的第一人者であるロバート・ニーメヤー教授の「構成主義」(constructivism)に基づく、ナラティブ・メソッドを中心としたグリーフ・カウンセリング・メソッドを導入しています。
その考え方は:
人生に喪失体験はつきもので、避けて通れないが、その後のグリーフをどう受け止めるかには選択肢があり、積極的に向き合うことで究極早い立ち直りが可能になる。
人生での一大喪失は、危機ではあるが、自分や自分の人生を見直し、より充実して生きられるように、新たにやり直す転機と考えることもできる。
その為には、喪失の意味を考え、何らかの意味づけをして自分なりに納得し、人生に折り合いをつける必要がある。
人は、どんなに衝撃的な経験にも、何らかの意味を見つけ意味づけをする能力が生まれながらにして備わっていると考える。
その能力を最も効果的に引き出すのが、構成主義的ナラティブ・メソッドである。すなわち信頼のおける専門家、カウンセラーに「自分の経験を語る」ことで、思考の整理、感情の識別と表現、喪失の意味づけが可能になる。
構成主義的ナラティブ・メソッドは、喪失後の生活に再適応する支援を、最大の目標と考えます。その人にとって少しでも「生きやすい」状態を共に模索します。
誰にとっても最愛の人を亡くすことほど深い悲しみはありません。しかし、当事者は悲しいとか、寂しいとか言った感情面の苦しみだけではなく、生活の立て直しという大変困難な仕事を同時に背負わされるのです。喪失によって生活全般が変わってしまったのですから。
生活の立て直しにあたっては、通常家族や友人など周囲の人々、或いは所属するコミュニティに支えてもらい、皆どうにかグリーフを乗り越えて行きます。しかし時として、死別体験者は「この喪失に一体どんな意味があるだろうか」、また「永遠に変わってしまった自分の世界にどうやって馴染んだらいいのだろうか」と思い悩んでしまうのです。
そんな時には専門的な情報や知識、あるいは良いアドバイスや展望を示してくる人に頼ることが得策でしょう。心を新たにして人生を歩み続ける為にも。
鈴木剛子先生は「グリーフとは喪失の意味づけ過程である」というグリーフの最新のコンセプトを理解し、それを伝統ある文化によって育まれた日本の知恵と融合させることが出来る有数のカウンセラーです。
死別体験をして、再び生きがいのある人生を歩みたいと思っている皆さんへ、専門の知識を備えた良き旅の同伴者、鈴木剛子先生をぜひご推薦します。
ロバート A. ニーメヤー
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