〜2010年4月10日
GCC第2期トレーニングコース開始
初回はトーマス・アティッグ教授(元ボウリング州立大学哲学科教授、死生学者、IWG理事)指導による一日ワークショップ(公開講座となる)
演 題 『グリーフ・ケアの真髄にせまる:より効果的な支援を目指して』
(詳細は、GCCイベント報告へ)

トーマス・アティッグ教授GCC一日ワークショップ
グリーフ・ケアの真髄にせまる:より効果的な支援を目指して

 本ワークショップは、GCC第2期トレーニング・コースの一貫として実施されました。認定グリーフ・カウンセラーの資格取得を目指す候補生を中心に、GCC卒業生、及び、広く外部のグリーフ研究家、医療関係者、臨床心理士,カウンセラーなど支援者の方々総勢21名が参加しました。

 トーマス・アティッグ教授は、米国ボウリング・グリーン州立大学にて長年,哲学の研究と教育に従事し、特に、哲学を実生活へ役立たてるための応用哲学をいち早く提唱し、死と死別のテーマでは多数の著書や論文を出版しています。現在は世界各地で支援者を中心にグリーフ・ケアの指導に当たっています。

アッティグ先生

アッティグ先生

GCC一日ワークショップ風景

GCC一日ワークショップ風景

開始前、受講生のピアノ演奏で気持を落ち着かせて

開始前、受講生のピアノ演奏で気持を落ち着かせて

その他の講師陣 小森康永、福井至、田代順、水野治太郎、張賢徳先生、鈴木剛子
アティッグ先生とGCCの受講生記念撮影

アティッグ先生とGCCの受講生記念撮影

 アティッグ教授は、第15回日本臨床死生学会大会(於いて東京大学)のキーノート・スピーカーとして初来日し、上越教育大学、京都大学、山口医科大学、ルーテル学院大学など各地で講演をされましたが、その機会にGCCへも立ち寄って下さいました。少人数制で6時間に及ぶワークショップはGCC独自のもの、熱意溢れるアティッグ教授のご指導により、参加者一同、凝縮された貴重な学習の一日を過ごすことができました。

 GCCワークショップの講義内容は、アティッグ教授の新著(未出版)「グリーフの中で命の息吹をつかまえる」(Catching Our Breath in Grief) 及び「グリーフにフレンドリーな演習」(Grief Friendly Practice)の両著に添ったものでした。全講義を通して、グリーフに関するテーマを縦横無尽に包括し、哲学者の深い洞察力をもって深く掘り下げ、たいへん格調高く、かつ実践にも耐えうる希有なグリーフ論が展開されました。英語による講義であり、参加者は、英文レジュメの抄訳(鈴木剛子訳)を参考に、通訳者(近藤正臣氏、木村綾子氏)を介して学びました。

(講義内容をもっと読みたい方は、Compassion 3号へ)